◆住み込み・寮つきの仕事と失踪者との関係性
自ら意図して失踪している人は、住み込み・寮つきの仕事をしていることがよくあります。
失踪者本人にとっては「見つかりたくない」と考えているわけですから、自分の名義でマンションやアパートを借りるよりも、仕事を辞めてすぐに行方を暗ますこともできることから、職場の寮の方が都合が良いのです。また、着の身着のままでお金も持たず失踪した人は、仕事をしても最初の給料日までのお金がないので、住み込みや寮のある仕事に就いた方が便利という側面もあります。

失踪者の家族にとっては、事件に巻き込まれたりするよりも、このような場所で働いていてもらった方が嬉しいことではありますが、それでも連絡がつかないというのは辛いものです。



◆仕事を転々とする失踪者
このような工場やパチンコ店の寮には、失踪者も含め、様々な問題を抱えている人たちも多いので、ある日突然いなくなってしまっても、会社側はそれほど焦らないということもあるでしょう。そのため、会社側は、社員が突然いなくなっても警察に届出などをしないという例も報告されています。このような状況の中、失踪者は様々な職場の寮を転々としているケースも多いのです。
上記のような失踪者を探す場合は、ひとつの職場を見つけても、そこを辞めていればさらに次の職場を探す、というように何度も同じ調査を繰り返さなければならなくなり、より発見が難しくなります。

◆人探しには地道な努力も必要
しかし、逆に言えば、地道に職場をたどっていけば失踪者を見つけることができます。
仕事に就くことができる成人が失踪してしまった場合、このように寮つきの職場を異動しながら行方を暗ましている可能性があります。しかし、個人で数ある職場をたどっていくことは現実的には難しいので、専門家へ相談することをお勧めします。

調査士会−人探し・尋ね人相談室では、失踪者をお探しの方の相談をお受けしております。
人探しには様々な専門的な手法があります。無料相談窓口では、人探しに関する、豊富な知識と経験を持った専門のスタッフが、２４時間相談をお受けしております。
待っているだけでは大切な人は帰ってきません。必ずご相談ください。

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