冬も終わりに近づき、春の到来と共に学生には春休みが近づいてきています。
この時期、東京の渋谷や新宿といった繁華街では、地方から家出をしてきた少年少女がたむろする姿がよく見かけられます。



これまでの様々な統計から、少年少女の家出事例は増加傾向にあることがわかっています。
過去の警察白書を見ても、家出する少年少女の割合が飛躍的に伸びていることがわかります。
もちろんこれらの統計は、「実際に捜索願いが提出された数値」となります。
つまり、「捜索願いが提出されていない家出少年・家出少女」の数を入れればは、さらに増加するといえるのです。

彼らの中には、プチ家出といわれる１週間以内に自宅に戻る事例もあります。
しかし、全員がそのプチ家出に当てはまるわけではなく、そのまま家族と音信不通になってしまう事例も沢山あるのです。

そのような長期の家出中にある少年少女は、一昔前まではネットカフェや漫画喫茶などで寝泊りをすることが定番でした。しかし、近年ネットカフェや漫画喫茶で一晩を過ごすためには、１８歳以上であることの証明書が必要になりました。

そこで彼らは「偽造免許証」を使うことになります。
当然、偽造免許証などと言うものは素人が作れるものではありません。
彼らがたむろしている繁華街に現れる偽造のプロから買い取るのです。

そして、こういった偽造などを行う者は、暴力団関係者が大半です。
彼らは、当然家出中の少年少女がお金に困っていることも承知しています。
つまり暴力団関係者達は家出中の少年少女の足元を見て、今度は暴力団が関係する仕事を斡旋していきます。当然、そのような仕事が少年少女に悪影響を及ぼす仕事であることは容易に想像できるでしょう。

しかし未成年者の場合、その時の感情のみで行動してしまう傾向があるため、善悪の判断を誤ってしまうことが多々あります。こうして、家出中の少年少女たちは大人の悪事に利用され、事件・事故に巻き込まれていってしまうのです。



当然、未成年者の時期にそのような悪事に手を染めてしまえば、当人達の心は深い傷を負う事になるでしょう。もしもあなたの息子さんや娘さんが家出をしてしまった場合、このような暴力団関係の人間と関係を持ってしまう前に、１日でも早くお子さんを探し出してあげることが必要です。

どうか家出中のお子さんがトラブルに巻き込まれる前に専門家に相談してください。
調査士会では東北地方のお子さんの家出問題についても、全力でサポートしています。
東北地方で息子・娘の家出問題にお困りの方は東北−無料電話相談センターまでご連絡下さい。

家出問題は捜索開始が早ければ早いほど、発見率も上昇するといわれています。
そのため全国の無料電話相談センターは、少しでも捜索開始を早めるために２４時間ご相談を受け付けております。東北地方で家出問題発生後は速やかにご連絡ください。



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